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【療育のプロが解説する】子どもが不思議な行動を起こす4つの理由

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どーも! 児童指導員8年生のすけりょーです٩( ᐛ )و
我が息子を観察してると「なんでこんなことしてるの?」ってよく思います。笑
 
例えば
寝る時に敷布団の下に潜り込む
口に手を当ててクロちゃんみたいに「あわあわあわあわ」言う
 
ドンピシャでこのクセ強行動が同じで悩んでる人はほとんど居ないと思いますが、
その子特有の動作ってありますよね?
 
結論からいうと
 
子どもというか人間の行動は
①ある特定の課題や活動・人から逃げるための行動
②親や先生・友達から注目を集めるための行動
③ものや活動を得るためにする行動
④感覚的なフィードバックを得るためにする行動
 
のどれかにカテゴライズすることができます。
 
今回の記事を読むと・・・
お子さんの行動の意味について理解できるようになります!
 
 

なんでそんなことしてるの?

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公園行ってる時すべり台の順番を待てなくてどつく
注意してるのに何度もソファからジャンプする
手をひらひらさせる
耳をふさぐ
 
息子はこんな感じのことをよくしてます。笑
 
これにはそれぞれ意味があってその行動をしてます。
一つ一つの行動を分析することでお子さんのことを理解し、距離が近づきます!
 
 

行動分析って何? 

 
行動分析とはある行動の前と後ろに着目してどんな意味があるのか考えます。
 

同じ行動でも意味が異なる 

 
 
行動の意味は大きく4つにカテゴライズされます。
 
①ある特定の課題や活動・人から逃げるための行動
②親や先生・友達から注目を集めるための行動
③ものや活動を得るためにする行動
④感覚的なフィードバックを得るためにする行動
 
①の意味の行動をしているのに②の意味の行動だと思って介入したらずーっとそのまま変化がなく誰にとっても良くないです。
正しく分析をすることで適切な行動へ変換することができます。
 
それぞれ子どもと大人の例で紹介していきます!
 

ある特定の課題や活動・人から逃げるための行動  

・嫌いな工作の課題から逃れるために教材をぐちゃぐちゃにする
・節分の豆まきの際、鬼が襲ってきたから泣いて逃げる
・プレゼンの資料を作成するのが嫌でデスク周りの掃除を始める
・街中の騒音が嫌だからイヤホンをつける
 

親や先生・友達から注目を集めるための行動 

・好きな女の子にわざとちょっかいを出す
・幼稚園で先生にかまってもらうためにわざとイタズラをする
・彼氏から連絡がなくて寂しいからネガティブな発言をして心配させる
・社内コンペでチームで表彰されるはずなのに一人で目立ちたいから本日の主役ですのタスキを付けちゃう
 

ものや活動を得るためにする行動 

・クラスのみんなに笑ってもらいたくて授業中に挙手をして指名された時に全力でボケる
・友達が使っているトミカをGETするために叩く
・お腹が空いて食べ物が欲しくて万引きしてしまう
・見せかけのフォロワーが欲しくてアカウントを購入してしまう
 

感覚的なフィードバックを得るためにする行動 

・手を自分の視界の中でひらひらさせる
・手拍子でリズムを取りながら走る
・会議中暇だから貧乏ゆすりをする
・つめを噛む
 
 
上記はあくまで一例です!
 
 

行動分析ってどんな時に必要になるの?

この世に自分一人しかいなかったら何をしても問題行動として認識されません!
そこに自分以外の誰かが存在している瞬間に問題行動として認識される
 
ちなみに私は運転中に多少イライラしたらめちゃくちゃ大きな声を出します。笑
青春のイラスト「夕陽に向かってバカヤロー」

 

 
 
でもこれは一人で運転してる時限定です。その世界(車の中)には自分しかいないので誰にも迷惑はかかりません!
 
妻や息子が同乗してるときにやったら世界を共有しているから迷惑なので問題行動です。笑
これが問題行動として認識するかどうかの境界線としてもいいのではないでしょうか?
 
 
他にも私は今ダイニングテーブルでパソコンを開いて一人で作業をしてます。
行儀が悪いですが片膝を立ててやってます。
これが結婚前の両家顔合わせの食事中に片膝立てて食べていたらどうでしょうか?
同じ片膝を立てるという行動でも他者がいるだけで問題行動として認識されてしまいます。
 
 

強化の原理 

 
強化=行動が増えること
弱化=行動が減ること
 
を意味します。
お子さんの問題行動へ介入する時は不適切な行動の意味を理解して同じ意味の別のマシな行動へ変換してその行動を強化します。
 

強化/弱化の方法 

強化をするためには2パターンあります。
1 いいことを与える
2 嫌なことがなくなる
 
 
弱化をするためにも2パターンあります。
1 いいことがなくなる
2 嫌なことを与える
 
 
実際に交通ルールを守るということを例に挙げて強化弱化してみます!
 
 
交通ルールを守る行動を強化(増やす)
・一時停止の戦で必ず止まったら警察官が出てきて拍手喝采をしてもらったり、赤信号で止まる度に100円が銀行口座に振り込まれる
・一年間交通違反しなかったら住民税半額
 
こんな仕組みの世の中になったらみんなが幸せですよね⊂ニニニ(^ω^)ニニ⊃
 
交通ルールを破ることを弱化(減らす)
・横断歩道で歩行者が待ってるのに無視したら罰金
・飲酒運転したら免許剥奪
 
残念ながら今の日本はこっちのスタイルです。笑
 
不適切な行動を減らすことよりも適切な行動を増やす関わりをした方がいいです。
 
1日のうち50%が不適切行動だったとして、適切な行動の比率を60%70%と増やしていければ物理的に不適切行動の比率は下がっていきます。
しかし、不適切行動を減らす関わりをすると、適切な行動も増える可能性がありますが、別の不適切行動が発生する可能性もあります。
 
だからお子さんに関わる時は適切な行動を増やす関わりを積極的にしましょう!
 

まとめ

・お子さんがやってる行動は必ず意味があって、4種類にカテゴライズされる

・意味を理解することで適切な行動へ変換しやすい

・強化の原理を使って適切な行動を増やしたり、不適切行動を減らしたりできる

・基本的には適切な行動の比率を増やす関わりをする

 
 
以上。児童指導員8年生のすけりょーでした٩( ᐛ )و