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【療育のプロが教える】子どもが爪を噛む4つの理由

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どーも!児童指導員8年生のすけりょーです٩( ᐛ )و

 

爪噛みを何度注意してもやめない。。。

このご時世なので衛生的に心配

ストレス与えてないのに何で爪を噛むのかわからない(^^;

 

 

こんな悩み相談は1年で何件かあります。 

爪噛みをするのには4つの理由があります!

 

この記事を読むとお子さんの爪噛み理由にあった対応方法を理解できるので実践できるようになります!

 

 

爪を噛む理由

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①感覚を得られるから

②注目を集められるから

③嫌いなことから逃げられるから

④安心材料になってるから

 

順番に解説していきます!

 

感覚を得られるから(自己刺激)

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ボーッとしてて何もやることがないなーって時

宿題やってて飽きてきたなーって時

集団活動で順番を待ってて暇だなーって時

 

要するに手持ち無沙汰の時に感覚的なフィードバックを求めて爪を噛む行動が発生することがあります。

 

あごに力が入ることを求めていたり

唇に指が当たることを求めていたり

爪の破片を舌で感じるなど

 

 

手持ち無沙汰になったら全員が爪を噛むわけではありませんが、

 

暇つぶしの一つとして自ら感覚刺激を得るために爪を噛むことが選択肢になってるパターンです。

 

注目を集められるから(注目要求)

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今まで関わってた相手が突然自分から離れていった時や一定時間ひとりで過ごしている時に発生しやすいです。

 

爪を噛むことで注意されることを理解したうえでやっていることが多いです。

 

お母さんや先生が注意をしに近くに来てくれることを見越してやっています。

本人からしたら

 

お母さんを呼びたいから爪を噛んでやる!(噛み噛み)

 ⬇️

ほら来た!

 ⬇️

よっしゃ!!

 

 ってパターンです。笑

 

嫌いなことから逃げられるから(回避・逃避)

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先生から呼び出されて叱責を受けている時

お母さんから小言を言われている時

大っ嫌いな科目の宿題をやってる時

 

 

要するにストレスがかかってるタイミングでも爪噛み行動が発生することがあります。

 

爪を噛むことで一時的に嫌いな活動から現実離れをすることができるのでやるパターンです。

 

安心材料になってるから(活動やものを獲得する要求)

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爪を噛むという行動自体が安心材料になっている。

 

どうしても爪を噛みたい!タンパク源として摂取したい!

噛んだ爪を収集したい!             など

 

 

ちょっと大げさですが、爪噛みの行動自体を欲しているパターンもあります。

 

要するに爪を噛んだ後に起こる感覚的なフィードバックとは別に何かが得られる時にも爪噛み行動が発生します。

 

爪を噛んでいる時の対策

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爪を噛んでいる意味合いによって介入する方法が異なります。それぞれの意味ごとの介入方法を紹介していきます!

 

自己刺激の時

 

手持ち無沙汰にならないように活動の工夫をする必要があります。

 

それでも爪を噛む行動がなくならない場合は

同じような感覚が得られて社会的によりマシとされる行動に変換していきます。

 

あごに力が入ることを求めている場合

・マウスピースや歯固めを使ってあごに力を入れてもいい状況を作る

・噛んでもいいものを与える(飴やラムネなど)

・あご以外で固有受容感覚を刺激する活動へ誘導する

 

飴やラムネは小学校や幼稚園の現場では実践しづらいデメリットがあります。

 

固有受容感覚は爪を噛みそうだなって思うタイミングで

パンチングマシーンとか

着圧ベストを着る

などをすると良いでしょう。

 

唇に指が当たることを求めている場合

口に当てても不自然にならないものを口元に持っていくように誘導します。

タオルとか手で口を覆うようなイメージです。

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これらはあくまで一例です!

 

注目を引こうとしてる時

爪を噛むのではなく、正しく呼びたい相手を呼ぶ練習をします。

爪を噛んでいても近づいてはいけません。笑

 

「おかあさん!」「せんせい!」と正しく呼ぶように促します。

正しく呼ぶことができたら近づいていき、過剰なくらい反応をしてあげてください(^^)

そうすることで爪を噛んで呼ぶよりも正しく呼びかけることが増えていきます。

 

活動から逃れたい時

やってる活動が難しすぎるもしくは簡単すぎる時に起きます。

そんな時は課題や活動の内容の難易度や量を調整しましょう。

 

ちょっとイメージしてみてください。

 

今から1時間ぶっ通しで九九をやり続けてください

えー。。。。無理だよー泣

 

って泣きたくなりますよねw

 

1時間勉強してハングルで作文を書いてください

そんなんできるわけないじゃん!やめた!

 

って難しすぎてその場から逃げ出したくなりますよね?

 

子どもも同じです!

 

1時間ぶっ通しで九九をやるのは嫌だけど、5分なら耐えられますよね?

ハングルで作文は無理だけど、名前を書くくらいならできそうですよね?

 

活動やものを獲得する要求がある時

別のもので安心材料になるものを探しましょう。

 

例えば

 

ランドセルにつけていられる小さいマスコットのキーホルダーとか

お気に入りのハンドタオルをポケットに忍ばせておくとか

 

そして適切な栄養源を与えましょう!笑

 

※こんなお子さんはこれまで出会ったことありませんのでご安心を。笑

 

まとめ

爪を噛む行動には4種類の理由があります。

①手持ち無沙汰の時に感覚的なフィードバックを求めてしまう自己刺激

②指摘されるの目的でお母さんや先生が近くにきて関わってもらうために注意を引く

③課題が難しすぎるor簡単すぎる時に起こる回避・逃避

④感覚的なフィードバック以外のなにかが得られる活動やものの獲得する要求

 

それぞれの理由にあった対策をすることで爪を噛む行動は減っていきます!

 

以上。児童指導員8年生のすけりょーでした٩( ᐛ )و