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【療育のプロが教える】話の理解度が変わるたった2つの認知特性とは

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どーも!児童指導員8年生のすけりょーです٩( ᐛ )و

 

この記事を読むと・・・

子どもに向けて説明をしたことが理解されるようになります!

苦手だったアウトプットが少しだけコツをつかめるようになります!

 

結論から言うと・・・ 

自分と相手の認知処理特性が継次処理なのか同時処理なのかを理解すると解決の近道になります!

 

 

ちなみに解説している人間の詳細はこちらへ 

 

 

sukeryoiku.hateblo.jp

 

 

認知処理特性って何?

 

認知処理特性とは・・・

人間が外部から受け取った情報の処理を特徴付ける要素のことをいいます。

 

認知処理特性には継次処理同時処理というものがあります

 

継次処理とは

複数の情報を時系列に沿って処理していく

部分から全体に注意を向けていくようなタイプ

文字や音声情報をキャッチするのが得意な傾向

 

 

同時処理とは

複数の情報を全体的に処理していく

全体から部分に注意を向けていくようなタイプ

映像やイラストの視覚情報をキャッチするのが得意な傾向

 

 

 

あなたはどっちのタイプ?

まずは自分に置き換えて考えてみてください。

 

Q 昨日の夜ご飯を思い出してください。

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・どの手順で作ったかなど、食事に至るまでの家庭を順序立てて思い出しましたか?

・食卓に並んでいる風景を思い出しましたか?

 

前者は継次処理後者は同時処理になります。

 

もう一つ

 

Q 家を出てから最寄り駅までの道順を説明してください。

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家を出たら左手に20m進み最初の角を左折

右手にコンビニや牛丼店が見えるのでそのまま直進

ディスカウントストアを左手に見た状態で橋を渡り、渡り切ったところを右折

するとファーストフード店が見えるのでそこが駅です

 

 

簡単な地図を描いて指差しをしながらあっちの方にディスカウントストアが見えます

さらにディスカウントストアから商業施設が見えるのでそこが駅です

f:id:SukeeeRyo:20210617225848p:plainこんな地図をさらさらっと描きます

 

前者が継次処理後者が同時処理です

 

 

なんとなくわかってきましたかね?

 

子どもバージョンでも一つ

 

継次処理のお子さんはこんな言動があります。

何か活動の説明をしたらことあるごとに

 

「次はなにするの?」

「1番は何?2番は何?」

 

のように流れを気にする発言をすることが多いです。

 

一方で

同時処理のお子さんはこんな言動があります。

 

何か活動の説明をした時に

 

「でもこうやったほうが早くない?」

「どうなったら終わり?」

 

ゴール地点を気にする発言をすることが多いです。

 

ご自身の認知処理特性と照らし合わせてください。

自分が小さい時はこんな発言をしていたかもしれない。

もしくは今でもこんなことを考えているかもしれない。

 

となるのではないでしょうか?( ̄▽ ̄)

 

 

実際に説明をする時にどうしたらいいの?

自分や子どもの認知処理特性はなんとなく把握できたから早く

対応方法を教えてくれよ〜って感じですよねw

 

 

継次処理の場合

聴覚的なヒントを処理することが得意な傾向があるので

説明書のように順序立てて数字や文字を使って伝える

 

  

同時処理の場合

視覚的なヒントを処理することが得意な傾向があるので

とりあえず完成系を伝えてやり方は本人に任せる

ゴールの共有認識だけすり合わせられれば意外と上手く進む 

 

糸電話の工作をする場合どのように説明をするのかそれぞれの認知処理特性に合わせて具体的な例で解説をしていきます。

 

継次処理に対して

①紙コップ2つ ひも1m  セロテープ コップに穴を開けるものを用意する

②2つの紙コップの底の中央に直径5mmの穴を開ける

③開いた穴に糸を通して内側からテープで固定する

④ピンッと張ったらところでお話すると上手く使えるよ

 

 

同時処理に対して

〜今日はこれを作るよと言いつつ完成系の現物を見せる〜

「工作に使いそうなもの持ってきて」⇨集め終える

「どうやったらここに糸を通せるかな?穴はこれくらいだよ」と言いながら見せる⇨自分で穴を開けさせる

「どうやったら糸が固定されてるかな?」⇨見本をみながらテープで固定する

〜完成したものを持たせて〜

使う時はこうやってピンッとしたらお話できるよと見本をみせると勝手に試行錯誤して遊び方を習得する

 

自分の認知処理特性とは異なる説明の方法で受けるとおそらくモヤモヤします。笑

丁寧に伝えても中々伝わらない時にはこのようなギャップが発生している可能性があります。

 

伝え方を一工夫するだけで理解力が変わります

担任の先生がお子さんと逆の認知処理特性を持っていた場合、

発達障害のお子さんは指示理解をすることに悩むかもしれません。

 

「うちの子は集団の中で一斉指示を聞けないからダメな子」

なんて思う必要はありません。

 

伝え方を一工夫するだけで理解力が変わります!

 

必殺技はこちら⬇️

・最初に完成系を見せてから説明をする時に数字を使うこと

・説明した通りに取り組まなかったとしても指摘をしないこと

・完成したら褒めること

 

 

これを担任の先生に依頼することだけでこれまでよりも一斉指示に取り組めるようになる可能性がありますのでぜひやってみてください。

まとめ

認知処理特性に優劣はありません!

自分の認知処理特性を把握して自然とやっているアウトプットを認識しましょう。

相手の認知処理特性を理解して伝え方を工夫しましょう。

継次処理は順序立てて数字や文字を使って伝える

同時処理はとりあえず完成系を見せてやり方は任せる

 

これだけで理解するスピードや納得度合いが全然違います!

 

 

以上。児童指導員8年生のすけりょーでした٩( ᐛ )و